職権打刻の謎
先日、ご入庫いただきました、お車(HUMMER)
アメ車で、並行輸入のお車でしたので、いわゆる、車検証に記載する、車体番号が存在いたしません。
(車両にはアメリカ本土では通用するシリアルは記載されておりますが)
正規ディーラー等で輸入された車には、車体番号がありますが、並行で輸入したため、車体番号が申請できない車両や、そもそも車体番号のないクルマ、事故等で、車体番号の刻印部分が欠損や何らかの理由で識別出来ない場合に国土交通大臣の管轄である「運輸局」で、車体番号に相当する番号を、車両のフレーム等に『打刻』するのがいわゆる、『職権打刻』です。
こういった車両は、国内で保安基準の適合検査を受けた後、管轄の都道府県の運輸支局で刻印されます。
(今は、刻印されたプレートを取り付けるそうですが)
例えば、東京で登録されれば、『東○○○○○○東』、大阪であれば『大○○○○○大』・・・みたいな。
さて、今回入庫のHUMMER
職権打刻は『玉○○○○○玉』
『玉』・・・・どこだよ?
正解は、『埼玉』
なるほど、滋賀は?『滋』???
正解は・・・『賀』・・・なんで? ちょっとめでたい感じが。
なんでも、他の府県と混同する字や、複雑な字は、変えられていたそうで・・・
その他、
山形県→『形』
福島県→『島』
山口県→『口』
愛媛県→『媛』
宮崎県→『崎』
大分県→『分』
このあたりは、他県と頭文字がカブるので、パワーバランスに負けた感がありますなぁ・・・(汗
しかし
岩手県→『手』
鹿児島県→『児』
高知県→『知』
和歌山県→『歌』
そして、滋賀『賀』も、埼玉『玉』も・・・
なんで、後の文字なの????
なんで???
はまだ
ご来店頂いた車 | 2018.10.14
https://lakewind.co.jp/customer_cars/info_2306